【アンケート結果速報】混成の棒高跳をもっと知りたい!

こんにちは、ボウタカチャンネル混成競技担当の村山凌一(@ryo1mh2)です。

「混成競技者のもっと高く跳びたい」を叶えるためのアンケートへのご回答、誠にありがとうございます!


これまで、69名(2021年6月7日時点)の回答が集まり、混成選手にとっての棒高跳の現状と、疑問点などが明らかになってきました!

「まだ回答していない」「存在を初めて知った!」という方々、まだまだアンケートは受付中です。この機会に、ぜひご回答いただけたら幸いです!

今回は、これまでにアンケートにご協力いただいた69名の回答をもとに、「速報」として皆様に、アンケートで見えてきた「混成競技の棒高跳」をお届けします。


① アンケート回答者の特徴

これまでアンケートにご協力いただいた69名。

そのうちのほとんど(62名 / 90%)が「現役競技者」でした。

十種競技に取り組み始めたビギナーから、7000点オーバーのエリート競技者(15名)、また、十種競技を初めた1年目の方から22年目という方まで、幅広い方々がアンケートに参加しています。


皆さまからのご協力により、「十種競技の現状」を反映したデータが集約できています!!

引き続きたくさんの回答をお待ちしております。


そして、今回の記事ではアンケートの中でもいくつかの項目に絞って、データを見ていきましょう。


② 十種競技のスコアと棒高跳の記録の関係

十種競技の自己記録(スコア)をもとに4つグループに回答を分けてみました。


  1. 〜6000pt. (初級者レベル)
  2. 6001〜6500pt. (地区インカレ参加レベル)
  3. 6501〜6999pt. (地区インカレトップレベル)
  4. 7000pt. 〜(日本トップレベル)


レベル分けしたグループごとに、棒高跳記録の平均値をまとめてみました。

各グループの平均記録を見てみると、十種競技のスコアが上がるごとに、棒高跳の記録も高くなっていることがわかります。

※6000点以下の選手の中に、4m60を跳んでいる人もいます!!


十種競技において棒高跳の重要性はこれまでにも数多くの研究で示されてきましたが、今回の調査でも、これまでの研究と同様の傾向を見てとることができそうです。


また、各グループごとに、棒高跳の跳躍練習の頻度をまとめてみました。

十種競技者の棒高跳の跳躍練習頻度は、レベルに依らず、大半の人が週1回以上だということが見えてきました。


一方で、7000点を超える十種競技者たちの中には、月に2回や月に1回、はたまたほとんど棒高跳の練習をしないという人もいることがわかりました。

練習の中で、他種目とのバランスをとる必要がある十種競技者。競技レベルや、棒高跳の習熟度に応じて、トレーニングの内容が異なっていることがこの結果からもわかりますね。


③ 棒高跳の踏切脚

左脚踏切が65名(94%)、右脚踏切が4名(6%)でした。

棒高跳を行っている194名を対象としたアンケート調査 と同様の傾向が確認できました(左93%右7%)。


しかし、ここで一つ、疑問が生まれます。


十種競技の中で踏切を行う3種目(走幅跳,走高跳,110mハードル)と、棒高跳の踏切脚は同じなのだろうか?


様々な種目を行う十種競技者だからこその疑問。

今回の調査を通じて「注目のポイント」です。


実は、全ての種目の踏切脚が同じという競技者は40%(27名)にとどまりました。

そして、棒高跳だけ異なる脚で踏み切っているという競技者が全体の29%(20名)もいることがわかりました。


棒高跳は言わずもがな、上半身の動きも重要となる競技であることから、操作性の高い利き腕を上の手にすることが多いと思います。


今回あわせて調査したやり投における投げ手においても、右投げの人が65名(94%)、左の人が4名(6%)でした。棒高跳において、利き腕である右手に合わせて左踏切を選択した人が多いことがわかってきました。


実際に私が指導していた中でも、「踏切脚は全て右脚、利き手は右」という選手に対して、棒高跳だけ左踏切を選択したという経験があります。


また、棒高跳選手を対象にしたアンケートでも榎君が述べているように、「右脚踏切の競技者を教えることが困難である」と感じている指導者が多いことも原因であると思います。


④ 混成選手が感じる「棒高跳の難しい所」

アンケートでは、棒高跳で感じる『難しいこと』についても回答をいただいています。

この質問を通して、十種競技者からのリアルな声が集まってきました!


回答を「助走」「踏切」「ポール曲げ」「空中動作」の4つの局面に振り分けてみると、「空中動作」に関して難しさを感じているとの声が最も多かったです。


特に、「空中でさかさまになること」「肩を落とすこと」「スイングから倒立」というところに「難しさ」を感じている競技者が多いようです!

また、「助走の安定」 や、棒高跳特有の「踏切でポールを押すこと」「肩を入れる感覚」等に「難しさ」を感じている競技者も多い印象でした。




今回のアンケートでは、日本の十種競技者が棒高跳をどのように取り組んでいるのか、何に課題を感じているのかを明らかにすることを目的としています。

課題を浮き彫りにすることで、ボウタカチャンネルとしても解決策を模索するお手伝いが出来たらと考えています!!


まだ未回答の方で、「アンケートに回答するよ!」という十種競技者の方は、下記からアンケートへの参加をお願い致します。



こうした調査を進めることにより、十種競技者の棒高跳で「もっと高く跳びたい」を叶えるための「知見」の蓄積に繋がると思います。


今後ともご協力をよろしくお願いいたします!

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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