試合当日の計画を立てよう!

こんにちは。中京大学の榎です。

NPO法人ボウタカの設立発表の後、たくさんの方からご支援やお言葉をいただき、身が引き締まる思いです!

皆さんの期待に応えられるように全力で頑張ります。



今回の記事では、試合当日、ウォーミングアップから試合開始までの流れについて、ポイントを紹介しています。


【ウォーミングアップから試合開始まで】

早速ですが、次の試合のプログラムが発表されたとします。


Q. 皆さんは試合前までに、どんな準備をしますか?


プログラムを見ると、試合開始時間、参加者数、召集時間などの情報がわかります!

この情報を元に、ある程度の予定を立てられます。


今回は、以下の試合を想定して、試合当日の予定を立ててみましょう!


8時30分:招集
10時:試合開始
参加者:25名


公式練習にかかる時間は・・・

25名(参加者数)×1分(跳躍にかかる時間)×2本(本数)=50分

だとすると、9時10分前後に公式練習が始まりそう!と予想できます。


例えば、榎選手は、ピットに入ってから試合の準備ができる(公式練習の前)まで、いつも40分かかります。そう考えると8時30分にはウォーミングアップを終えて、ピットに入っておく必要があります。

さらに、榎選手はウォーミングアップに30分かかるとすれば、8時にはウォーミングアップを開始する必要があります。


このように試合をベストな形で迎えるために “事前計画” が重要です!


大きな試合になればなるほど、プログラム通りに試合が実施できるように運営され、時間の制約が厳しいです。たとえ、助走が合わず、跳躍の準備が整っていない選手がいたとしても試合は始まります。


だからこそ、事前に計画を立てて、試合開始までに万全な準備を整えることが重要です。

試合前までに、しっかりと試合当日の想定(事前計画)をしてみましょう!


【公式練習の使い方】

Q. 公式練習の高さをどのように選択すると良いでしょう?


例えば、ラッキー選手を例に考えてみましょう。

自己最高記録:4m80cm
試技開始予定の高さ:4m40cm
練習で跳んでいる高さ:5m00cm


皆さんがラッキー選手(のコーチ)だとしたら、どの高さを公式練習で選択しますか?


A.4m40cm

B.4m80cm

C.5m00cm


私がコーチならば「A.4m40cm」を選択するようにすすめます!


試合を見ていると、公式練習時に自己最高記録よりも高い高さを選択している選手も多いように感じます。

試合における公式練習は、練習での跳躍とは違い、試合のための“準備(最終確認)”と捉えています。スムーズに試合を開始するために、とても重要です。



私は、公式練習にはいくつか役割があると考えています。


① 最初の高さを越えるための

ポールや握りの選択

アップライトの確認

助走・踏切位置の確認


② 試技を開始する高さの選択

単純に公式練習の本数分、最初の高さにチャレンジできる本数が増えると考えればお得です。

どんなに調子が良くても、最初の高さをクリアできなければ、自己ベストの更新はありません。公式練習を上手に活用して、自己ベストを越えることができるように準備しましょう!


【試合計画シート】

そして、みんなが試合に万全の準備で挑むことができるように、Boutaka Channel では「試合計画シート」を作成してみました。



このシートを使うと、前日から当日、試合スタートに向け、丁寧に準備し、スムーズに計画を立てることができます。

ボウタカメンバー10年以上の競技経験をもとに、初心者から上級者まで、最低限抑えておきたいポイントをまとめました。ぜひ活用して、万全な準備で試合をスタートさせましょうく!


◆ ダウンロードはこちらから


皆さんからもぜひ「試合開始までのポイント」について、「#BoutakaChannel」をつけて、ご意見をいただけると嬉しいです!


(writer:榎)

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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