棒高跳のルールを知ろう!(前編)
ご無沙汰しておりました、持ち物紹介以来の森田です!
滑り止めに〝ハチミツ〟塗ってる人!と
噂になった森田ですが、今シーズンは!!!!
〝クロミツ〟に乗り変えました!ベタベタさは変わらずです!笑
〝ハチミツ〟の由来は、こちらの記事をチェック!!
さて、今回は棒高跳のルールについてです!
他種目の陸上選手でもあまり知らない!?
なんやかんや、ややこしい棒高跳のルールを
観戦ポイントを交えて簡単にご紹介したいと思います。
是非、ルールをおさらいして、東京オリンピックの中継もワクドキしながら見てもらえたらと思います!
【棒高跳の基本的なルール】
1.ポールについて
2.風について
3.助走について
4.時間について
5.アップライトについて
1.ポールについて
ポールは、長さ・硬さ・太さ・重さ・材質などに決まりはありません。
各選手が自身にあったポールを持ち込み、使用しています。
ちなみに私はシマウマ柄のカーボンを使用しています。
あと、最近気になっているのが「#幸せの黄色いポール」ESSXポール!
各選手がどんなポールを使っているのか、チェックしてみてくださいね!
2.風について
よく聞かれるのが↓
Q.棒高跳って風関係ないん?
A.風の計測はありません!
しかし、棒高跳は風に大きく影響されます。
棒高跳の場合、基本的には緩やかな追い風が絶好のタイミングです!
強い横風や向かい風は時として、危険な跳躍を引き起こします。
ピットに入っているのに、なかなかスタートしない、何してんの?
という時は、ピットに設置されている、吹き流しで確認しながら
風が良くなるタイミングを待っているからなんですね。
風が悪いときは、良い風になれ〜と一緒に祈ってください。笑
私は大阪人なのですが、地元ヤンマースタジアムでは、
第3.4コーナ間の国旗で風向きを読むこともあります㊙
3.助走について
助走距離も歩数も自由!
選手それぞれです!
また助走路の外側にマーカーを2個まで使用することができます。
だいたい、「①スタート地点」と「②中間マーク」で使用している人が多いかなと思います。
4.時間について
制限時間の基本は〝1分〟です。
残っている人数によって、変動します。
2〜3人→2分、連続試技→3分、1人→5分となります。
残り15秒になると審判が黄色い旗などで知らせてくれます。
残り1秒でも助走のスタートを切ればOKです!
5.アップライトについて
支柱、バーの奥行きを調整できるのがアップライトです!
ボックス(ポールを突っ込むところ)の先端からマットに向かって
〝0cm〜80cm〟まで動かすことができます。
審判に申告をすれば、跳躍ごとに変更することができます。
このポール柔らかいからもうちょっとバーが奥にあれば、
このポール硬いからもう少し手前に引こう、などの調整をしているのです!
選手の調子、風等によって変化するので、
その日のコンディションに合わせてその都度微調整しています。
迫力がすごい棒高跳ですが、5cm単位での調整をしたりもするような繊細さもある競技なのです!
なにやらポールを確認して、審判に申告しているな、
と思ったら、次は硬いポールに変えるのかな?なんてところも
注目してみてくださいね!!
長時間で退屈、と思われがちな棒高跳ですが、
ルールを知って見ると、選手の駆け引きが見え、おもしろみが増します!!
いろんな視点で棒高跳を見てみてくださいね〜!!
後編へ続く!
参考
陸上競技ルールブック2021(外部リンク)
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