【みずなりが世界へ】Polevault Summit DAY2前編「まさかの出来事だらけ編」

みなさん、こんにちは!

BoutakaChannel の水成です!


先日、アメリカで行われた「National Polevault Summit 2025」に唯一の日本人選手として参加してきました!


今回の記事は、サミット2日目の前半で起きたことについてお話しします!

1日目の記事を読んでいない方は、まずはこちらからお読みください!


ぜひ最後までご覧ください!


それでは、本編へどうぞ!!



◯ある男子エリート選手からの贈り物


2日目は初心者から大学生までが試合をする日です。

8時半から始まると書いてあったので、その時間にバスを探しにいくと、ロビーでダニエル選手に会いました!

「君は今じゃなくて、11:30にバスに乗っていくよ!」と教えてくれました!


それと同時に「level up sticker」をもらいました!


このステッカーは噂によると、各チームで頑張っている代表に渡される貴重なステッカーだったのです!!


最高に興奮しました!

ただ、興奮しすぎて、持ち歩いている時に、どこかに無くしてしまいました…


すぐにDMを送って、会場に着いてからも謝りました。

その後、会場で再開した時に「次は無くすなよ!」ともう一枚くれたのです。(嬉し過ぎました!)


なんで優しいんだ…ダニエル。ありがとう!!!!

これでまたお気に入りの選手がまた1人増えました。



◯観客の予定がいつのまにか補助員に…?!


会場についてからは、エリート選手の1人のトレバー選手と時間を過ごしました。

トレバー選手は、なんと日本語を勉強中!

アニメに影響を受けて、日本語を勉強し始めたようです!

私は英語を、トレバーは日本語を。

お互いの言語を勉強しあう仲になりました!


途中、そこにクリスも合流!

3人で男子大学生の跳躍を見ていました。


私以外の2人が補助員に行く時間になったので、3人は一旦ここで解散し、歩いていると、この旅で非常にお世話になったコーチバトラーがいたので挨拶をしに行きました!


するとバトラーは顔色を変えて、『何をしてたんだ!手伝ってくれ!!人が足りない!16時にPit7に行くんだ!わかったな!!』と言われるだけ言われ、ピットへ向かいました。


この時は知らなかったのですが、昼過ぎに「手伝ってほしい」メッセージが届いていることにホテルに着いてから気づきました。


ただ、会場にはWi-Fiがありません。

私の携帯電話は何も役に立たなかったのです。


Pit7へ向かうと、ついさっき別れたはずのトレバーがいました。

トレバーは選手の点呼を、私はバー掛けとstandard(アップライト)の変更の補助員となりました。


日本とアメリカの違いがあって面白かったので紹介します!

アップライトはアメリカでは「standard (スタンダード)」と呼ばれています。

日本では「cm」表記だけですが、アメリカはこれに付け加えて「inch」表記もあります!


私が担当したPit7では、

①18inch(約46cm)

②24inch(約61cm)

③30inch(約76cm)

のどれかのスタンダードを選手が選んで跳躍をします。


日本ではスタートも結果も赤白旗で合図を送りますが、ここはサミットルール。

補助員は準備ができると責任者に「グッジョブサイン」で合図をします。

そして、責任者が跳躍者に対して「グッジョブサイン」を送り、試技が始まるという流れです。


どの選手も自己ベストを出した時には、喜びを爆発させていました!

それは選手だけでなく、近くにいるコーチ、観客席に座って見ている人までもが全員で喜んでいるのです。


どの競技者に対しても、選手と観客が互いに喜びを分かち合う最高の関係ができているのを見て、日本でもこのような雰囲気が作れる大会を運営したいなと心の底から思いました!


無事にPit7での役目を終え、トレバーと歩いていると、Pit5でどうしても補助員を代わってほしいと要望があったので、引き受けることに!


結局4時からフル稼働で約3時間半の仕事を終えました!

トレバー、疲れている中お疲れ様〜!!


いかがだったでしょうか!


海外のエリート選手の優しさに触れ、また、アメリカの自由さ・違いについて触れてみました。

まさか、自分が補助員として役に立つとは思ってもいなかったので、驚きでした!

一緒に補助員をした人とも仲良くなれてよかったです!!


次回でいよいよ最終回!


水成の興奮度がさらに加速したビックイベントがこの後に待っていたとは…!


それでは、また次回の記事をお楽しみに!

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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