【みずなりが世界へ】Polevault Summit DAY1後編「試合編」

みなさん、こんにちは!

BoutakaChannelの水成です!

2025年1月17日(金)〜18日(土)にアメリカのリノで開催された「National Polevault Summit 2025」に乗り込んできました!


今回の記事では、水成の海外試合初挑戦とエリートの大会などについて書いています!

現地では、たくさんのハプニングに見舞われたのと同時に、それ以上の興奮も味わいました!!

水成の言葉で現地の様子をお伝えします!


Instagram「@boutaka_life」のストーリーや投稿でも載せていない情報もたくさんありますので、ぜひ最後までご覧ください!



◯写真で見た景色が目の前に…!!


そしていよいよ、ホテルを出発し、いざ競技会場へ!


写真のままの世界がそこにはありました!


本当に13ピットあることに驚きを隠せませんでした!


そんな感動の最中、ここで水成がトラブルに見舞われます。


この競技会場にはWi-Fiがなく、携帯電話が使えない状況になってしまったのです。

会場に着いてすぐにピットで練習ができると思っていた私は、小中学生が練習している状況に混乱し、どうしていいのか訳も分からず、まさに詰み状態に。


そのときにピットで子どもたちを指導していたコーチバトラーを発見したので、すぐに質問しに行きました!


とりあえず、夕方から試合があるのは確実でしたが、現状どうしていいのかという状況は変わらず。


その困り果てた水成の前に、なんと日系のアメリカ人指導者が現れたのです!

『ピットは1時間後に使えるようになるから、それまでアップしときな!』

この一言が、私にとって非常に助かりました。

このとき自分は運がいいなと思いました。


Spilit pole の14f150lbsのポールを片手にアップ場へ。

(ポールを借りるのも、その場の受付の人に助けてもらいました。Wi-Fiがなくて登録できないと伝えると心優しく自分のWi-Fiを使っていいよと言ってくれ、その場の難を乗り越えられました。)


4ヶ月前の足を攣った試合ぶりに、全助走で跳ぶこととなりました。


私が跳ぶのはPit9。

ここはオープンの人たちが跳ぶようになっていました。

開始の高さは3m40から、60、85と上がって行きます。

アメリカでは基本長さの単位が「ft(フィート)」で記されています。


助走で使用しているメジャーもフィートを使っていました。

フィート換算をするのを忘れていた私は、Wi-Fiがないため調べることができず、また困った状況に。


一難去ってまた一難。

どれだけ問題が襲ってくれば気が済むのか…


近くの人に、フィートだとどれくらいかを質問すると、なんと、裏面はメートル換算!

ここでも命拾いをしました。泣


踏切足の確認をいろんな人にしていると、同じピットで試合をする選手のコーチが

「君のコーチはいないのか?」と私に尋ねてきました。

『いないよ!自分1人!!』と答えると、「なら俺が跳躍も見てあげるから、どんどんいきな!」と手を差し伸べてくれました。


おかげで不安になることなく、試合に臨めました!


コーチ+動画撮影をその人に任せ、いざ初海外試合!


3m40、3m60を1回目でクリアしました!

どちらの動画も跳んだ瞬間が見切れているというおまけ付き!

そのコーチは「跳躍に見惚れていたら撮れなかった!ごめん!!」と一言。


それもまたいい思い出です!!


3m85の高さはクリアすることができませんでした。

跳べていたら自己ベスト。

ちょっと悔しかったです。


でも、この記録は自分にとってアメリカでの室内ベスト!!

盛大に喜ばせていただきました!(当たり前)


自分が跳べたのは声をかけてくれた24歳のコーチのおかげです。

ノリとテンションが自分に似ていて、一瞬で意気投合したのを今でも覚えています。


たまたまPit9の補助員がそのコーチから指導を受けている選手たちでした。

その補助員の1人から「あなたはいい選手よ。あんなにコーチが楽しくコーチングをしているのを初めて見たわ。」と言われて、非常に嬉しかったです。


指導してくれたコーチ本人からも「本当に楽しくコーチングできた!ありがとう!」と。

こちらこそ、見てくれてありがとう!!


最高だぜ!Bro.!!



◯アメリカのエリート選手が躍動!!


本日最後のビッグイベントはエリート選手たちによるエキシビジョンマッチ!!

本当に夢のようなひとときでした。

選手だけでなく、観客席にいる全員がエキサイトな状態に!


暖房のおかげで室内は非常に暖かく、選手にとっても最高のコンディションです!


人生で初めて、海外選手の跳躍を見た私は、助走のスピードに圧倒されていました。


こんなに大きな人たちが、こんな速さで走るのか?!

高い位置にいる自分の目線よりも高いバーの位置を軽々超えていくのか?!


驚かされることばかりでした。


優勝したのは私のお気に入りの選手の1人である「オースティン・ミラー」選手!

彼のパフォーマンスと人を惹きつける人柄、そして、盛り上げ隊長のような姿に惚れ惚れしてました!


エキシビジョンが終了した後は、エリート選手と触れ合える時間がありました!


これぞまさに至福のとき!!!


男子選手には全員声をかけて写真を撮ってもらいました!

他の何にも変えることのできない、かけがえのない時間を過ごせたように思います。

日本がわかるTシャツを着ていると、「メッセージくれたやつやん!」ってなるのが最高でした。


心の底から、どの選手も優しいんだなと感じました。

普通なら、試合直後は疲れているだろうから、スパイクを履き替えて対応するはずなのに、そんなことお構いなしに1人1人丁寧に写真を撮ったり、サインを書いたり、お話をしたり。

そんな姿を見て、より一層アメリカの選手が好きになりました!


今こうやってその時の状況を思い出しながら文字に起こしているだけで、感動している自分がいるほどです。(感動)


約2時間半のエキシビジョンがあっという間に終わってしまいました。


それだけ充実していたんだなと思うと、その場の一員として参加できて良かったなと思います。


これにて1日目は終了!


2日目に続く…!!


みなさま、いかがだったでしょうか?

ハプニングだらけの1日でしたが、そんなことはお構いなしになるくらい充実した時間になりました!


2日目については、次の記事にてお伝えします!!


お楽しみに!!

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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