【みずなりが世界へ】Polevault Summit DAY1前編「開幕〜講義編」

みなさんこんにちは!

BoutakaChannelの水成です。

2025年1月17日(金)〜18日(土)にアメリカのリノで開催された「National Polevault Summit 2025」に行ってきました!


この記事では、サミットの1日目の開幕から参加した講義について書いています!

実際に現地では、どのようなことが行われ、どんな雰囲気・状況だったのかをお伝えします!

Instagram「@boutaka_life」のストーリーや投稿でも載せていない情報もたくさんありますので、ぜひ最後までご覧ください!



◯オープニングセレモニー開催まで

17日(金)午前5時。


夕方に試合を控えた私は、なかなか眠ることができず、約3時間の睡眠で朝を迎えました。

セレモニーの開始は午前8時30分。


私は朝7時から、コーチバトラーが本を売ると言うことだったので、受付ロビーにいました。

英語に少しでも早く慣れるために、コーチの隣に座り、来る人との会話を聞いて、積極的に手伝いをしました。


始まる30分前に、セレモニーの席の確保に向かいます。

昨日仲良くなった高校生と会い、「どこが1番見えやすいか?」と聞くと、その友達の友達が一緒に真ん中の方へ案内してくれました!

『友達の友達は友達』という言葉がしっくりきます。


そして、セレモニー開始直前。

前方が騒がしくなってきたと思ったら、エリートの選手たちが集まってきているのが見えました!


なんとしてでも、みんなと話したいと思った水成は、その流れに便乗して、声をかけて写真を撮ってもらいました!!


エリートの選手が口を揃えて「メッセージをくれた子だよね?!」と声をかけてくれました。

実は、出国直前にエリート選手にメッセージを送っていたのです!


この作戦が見事に大当たり!


一瞬でわかってもらえて嬉しかったです!!



◯National Polevault Summit 開幕!

ついに、セレモニーがスタート!

会場のボルテージはMax です!


このセレモニーでは、表彰やエリート選手の紹介などが行われました!


今回のサミットが35周年ということで、たくさんの棒高跳選手からメッセージが届けられていました。

1人1人ユーモアがあって、とても面白かったです!


なんとその中には、日本の棒高跳を代表する『澤野大地さん』のメッセージも!!!


急な登場に驚きましたが、3日ぶりに日本人を見れて嬉しく思いました。


セレモニーが終わると、移動やトイレ休憩のために約15分与えられました。

この時間で私は、セレモニー前に話せていない選手と話をするために、エリート選手に声をかけに行きました!


その中にはケイティ・ムーン選手がいたり…!!

やはりメッセージの効果があってか、『君がメッセージをくれた日本人か!』とどの選手も言ってくれました。


お土産に抹茶味のKitKatをプレゼントしました!


◯講義に参加!

次に私が参加したのは、保護者・コーチ・オープンの選手たちが聞く講義です。


正直なところ、話している人が何を言っているのかほとんどわかりませんでした。

でも、「メンタル」や「子どもたちとの関わり方」「ポジティビティ」のことについての話だということはわかりました。



◯良い指導者としてあり続けるためには?

休憩を終えた後は、『良い指導者であるためには』という内容の講義を聞きました。

棒高跳の指導者だけではなく、『どのスポーツ指導者でもよりよくあり続けるために』というテーマで、スライド付きの話がありました。

その講義の中で、印象に残った言葉が2つあります。


『良い指導者であり続けるためには学び続けなければならない』

『選手の成長に必要なものは2つ。

1つは“よく寝ること”。

もうひとつは、“牛乳とチョコレートを食べること”』


1つ目の言葉は、日本の指導者・教職現場でも言われていることです。

大学在学時に教員免許の取得をするときの授業で、この言葉を何度も言われたことを覚えています。


国境を超えても、良い指導者は学び続けているのだと。

それぞれの時代で変化しうる状況に対応するために学び続け、“その変化”にいち早く気づき、対策を練ることが大切だと言っていました。


2つ目の言葉は、選手に必要なものだ!とおもしろおかしく伝えていました。

睡眠がパフォーマンスに大きく影響しているということが論文でもわかっていると言っており、当日の睡眠時間が約3時間の私には胸が痛む言葉でした。


「牛乳とチョコレートはかき混ぜたほうがいいですか?」

「どの種類でもいいんですか?」

「あなたの好きなチョコレートは?」

など、面白い質問が飛び交っていたのが印象的でした。


◯元オリンピアンから現役選手へ!

昼食休憩を済ませた後は、元オリンピアンの方からの技術に関する質問タイムが1時間ほどありました。

自分も最後の方につたない英語で質問をしましたが、あまり意味が伝わっておらず玉砕。


想いを伝えるのは大変だと改めて実感しました。


この時に私が聞き取れた中で、印象に残っている言葉を紹介します。


『何かできないことが見つかってしまった。

これはあなたにとっては「good news」です。

この技術ができない、それも「good news」だし、

懸垂が少ししかできない、これも「good news」です。

ここで何を伝えたいかというと、できないことが見つかることは“自分の成長点が見つかる”ということです。

その問題を解決すれば、あなたは「good player」になるに違いありません。』


いかがだったでしょうか!

できないことが“成長点”と捉え、前向きに取り組む考え方が面白いと思いました!

もし仮に、今できないことがあったとしてもチャレンジしてみようと考えさせられました!


次回の記事は、水成が海外試合デビューをした時のことについて触れていきます!

また、エリート選手の試合観戦についての感想も書いていますので、楽しみに待っていてください!!


それでは、また!

お会いしましょう!!


(writer:Mizunari)

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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