全国でも珍しい?! 棒高跳だけの競技会(石川県)| みんなで繋がるボウタカリレー
こんにちは!
NPO法人ボウタカ&石井棒高跳クラブの酒井智朗です。
今回は、石川県で行われた全国でも珍しい?!
棒高跳だけの競技会(白山市記録会)について紹介します。
この記録会は、石井勇次先生(石井棒高跳クラブ代表:以下石井先生)が白山市陸上競技協会副理事長を務めており、その縁から実現した記録会です。
新型コロナウイルスの影響で競技会が減っている地域も多いのではないでしょうか?
私たちが活動している石川県でも競技会の中止や、地域制限を設けるなど、今までよりも競技会に出場し、記録に挑戦するチャンスが減っていました。
石川県では、もともと棒高跳が開催されてる競技会も限られており、棒高跳選手・指導者にとっては、歯がゆい状況でした。
そこで、石井先生発案のもと誕生したのが「白山市記録会」です。
白山市記録会は、中学から一般を対象に、棒高跳選手の挑戦の機会を確保することを目指して企画され、開催種目は棒高跳のみの記録会です。
本年度は2回、開催しました!
種目が棒高跳だけの為、審判・補助員の確保が難しく、選手が交代しながら補助員や審判をしながら運営しました。
まさに
”棒高跳選手の棒高跳選手による棒高跳選手のための競技会”
さらに、観客としても元棒高跳選手が家族連れで遊びに来てくれました。
このように競技会は「ボウタカファミリー」の暖かさを感じられる空間になりました。
第1回 4月24日
※ 石川県民のみの競技会として実施
参加者25名!
中学生からマスターズまで幅広い年代の選手が参加する競技会となりました。
第1回目は新聞社にも取り上げていただきました!
第2回 5月22日
※ 小学生の記録会と合同開催
※ 石川県民の縛りを無くして実施
参加者23名!
県外選手の参加はありませんでしたが、第1回と同様に中学生からマスターズまで幅広い年代の選手が参加しました。
第2回は試技の途中で風向きが横に変わってきたので、風に合わせてピットの位置を選手みんなで変更しました。
これも棒高跳記録会ならではの対応だったと思います!!!
2回の白山市記録会を終えて、私酒井の個人的コメントです!
・自由な風への対応ができていい!
・棒高跳を理解している人ばかりなので運営がスムーズ!
・練習に似た雰囲気で記録に挑戦できる!
・全員が選手以外の立場でも競技に関わる(する、見る、支える)ことができるため、教育面の良さがある。特に、補助員、審判、準備、片付け等を全員で実施することに価値があると考えています。
・競技場自体が開放的でスタンドも近い!地域の運動公園内を散歩している方が足を止めて棒高跳びを見てくれました。
・新聞社にも注目いただき、県内にアピールすることができた!
この取り組みは来年度以降も継続していければと考えています。
以上、石川県で行われた白山市記録会(棒高跳選手の棒高跳選手による棒高跳選手のための競技会)の報告でした。
日本のボウルターの皆さんも、来年度は是非、石川県白山市記録会へ遊びに来てください!!
酒井 智朗
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