棒高跳の旅 in フィリピン 第3話「国境なきボウタカ愛」by 小島

こんにちは!

NPO法人ボウタカの小島です!!


いよいよフィリピン記事最終回!

試合、別れ、番外編と盛りだくさんでお送りします!!


前回の記事はこちら

DAY.5 日本語禁止コンペティション

朝になり5日目。

待ちに待った試合(非公式)です!

そしてここで日本人参加者の我々にミッションが与えられます!!


題して「日本語禁止棒高跳」!!!


試合中は一切の通訳をしないため試合の流れの説明やらパス・アップライトの申告やらを全て英語で行うという事でした。


最初は少し戸惑いましたが、意外にも5日目ともなれば耳がかなり英語に慣れてきて、特に困ることなくクリア!


試合の流れも日本とほぼ変わらないため大きな問題はなかったのですが、僕はどうしてもアップライト80の「eighty」の発音が「エイキ」に聞こえてしまい、何度も自分の順番よりも前にピットに立ち「順番まだだぞ!」とツッコまれてしまいました笑笑


試合自体は非常に盛り上がり、国籍など関係なく誰かが跳べばみんなで喜び、ハイタッチやグータッチなどを交わし合いながら和気あいあいと楽しい試合となりました!



おまけ 試合中にバーを折った小柳少年


試合が終わり昼休憩のあと、エマーソンさん夫妻によるEJオビエナの生い立ちを語る講義を受けました。


少年オビエナがどのようにしてアジア記録保持者になったのかという話をご両親から聞ける機会はとても貴重で、一生懸命聴きましたが、英語が難しく西崎さんの通訳があってやっと理解できるぐらいでした。


フィリピンの選手たちはもう何度も聞いた話なのか途中から飽きてスマホをいじってましたが(笑)


最後にみんなで写真撮影タイム!!

短い間でしたが、とても仲良くなれたと思います!


別れを惜しむかのようにたくさんの写真を撮り、一通り終えた後解散。


僕たちも楽しかったキャンプの終わりが近いことをひしひしと感じました。


その日の夜はみんなで無事にキャンプを終えられたことの打ち上げをしました!


実は全員まとまってご飯を食べるのはこれが初めてで、様々な話で盛り上がりました!


中でも、西崎さんの友人がフィリピンで36万円をぼったくられた話を小柳少年がいじりまくって、西崎さんに思いっきりツッコまれていたことが印象に残っています(笑)


それぐらいこの旅を通して、キャンプメンバーと親しくなれたことはとても大きな財産になったのではないかなと思います!!



DAY.6&7 さらばフィリピン

そして最後の6日目。

この日は各自フライトの時間に合わせてヴェルモサを後にします。


僕はこの日マニラに1泊して次の日のフライトで帰る予定だったので、みんなを見送ってからゆっくりマニラに向かいました。


この日はマニラ市街を同じく次の日の便で帰るボウタカメンバー中山さんと、大学の後輩カンナと3人で観光したので、その様子を番外編的な感じでお話しします。


まずはじめに向かったのがカジノ!!


カジノで勝ってこの後豪遊してやろうという魂胆でしたが、まさかの休業中。


仕方なく近くの『マニラ・オーシャン・パーク』に行くことに!

現在地からだと約1.5km


普通に道を歩くのは怖いので、タクシーを使おうと話していると、近くのビルの警備員さんが「タクシー捕まえてあげるよ!」と行ってバイクタクシーをキャッチ!!


僕たちも初めてバイクタクシーに乗るのでテンション上がってウキウキでオーシャンパークに向かいました。


ところがどっこい、タクシーを降りて料金を支払おうとしたところ運転手が我々に向かって「500ペソよこせ」と言ってくるではありませんか!!


1ペソ約3円。


バイクタクシーの相場は大体15ペソ。

そうです。

ぼったくられたのです。


流石に高すぎると交渉し値下げしてもらいましたが、それでも300ペソ払わされてテンションダダ下がり。


みなさん、日本人は狙われるので気をつけてくださいね(笑)


肝心のオーシャンパークはぼったくられたことを忘れるぐらい楽しかったです!


大きいワニがいたり、淡水の熱帯魚がいたり、巨大な爬虫類がいたりとボリューム満点!

何より面白かったのは、「冬」の展示施設があったことです(笑)

常夏のフィリピンでは「冬」を感じることも楽しい体験になるようで、割と人で賑わっていました!!


そのまま水族館で昼食をとり、次に向かったのは『マニラ動物園』

マニラ中心地に位置する動物園!


オーシャンパークからも約1kmと近くにあるのですが、動物園付近は治安が悪いとの噂があるためタクシーで向かうことに。


さっきの反省を生かし、信用のおけるGrabタクシーを利用。

少し高くてもGrabタクシーに限りますな(笑)


無事に到着し、いざ入園!!


暑さのせいか動物たちは少し気だるげでしたが、日本ではなかなか見ることのない動物もいて大興奮!!


写真ではわかりづらいですがワニが巨大すぎて、恐竜を感じるほどでした。


水族館と動物園の連続で歩き疲れたので一度ホテルに戻って少し休憩。


カンナが夜中のフライトなので空港に送りに行くついでにカジノに行くことに!!

もちろん初めてのカジノで何がなんだか分かりませんが、とりあえず見様見真似でブラックジャックをすることに。


ここでまさかのカンナのカジノの才能が開花(笑)


テンポよくかつ大胆に勝負に挑み、しっかり勝ってくるものですから気づいたら周りにギャラリーができており、カンナの一挙手一投足に大盛り上がり!!


あの一体感は忘れられません!!


カジノを終え、夕食を取ることに。

何を食べようか探していると、中山さんがあの『ペリペリ』を発見!!


「ペリペリダイナマイト!!!」

とテンションMAXの中山さん!


これは行く以外選択肢はないですね(笑)


2回目のペリペリダイナマイトも安定の美味しさ!

フィリピン最後の夕飯も大満足で終了!!


カンナを出発ロビーで見送ります。


少し心配ですが、大学でまた会うことを約束し、僕と中山さんはホテルに戻りました。

ホテルに着くと僕と中山さんもここでお別れ。


別々の便で帰るためここからは別行動です。


楽しかったキャンプもついに終わってしまうことに寂しさを感じながら、中山さんと解散し、初めて1人でフィリピンの夜を過ごすのでした。


次の日はそのまま空港に向かい、無事に出国。

何事もなく成田空港に着陸し帰国しました


みなさん、いかがだったでしょうか?

ボウタカキャンプinフィリピンの旅の全容はこれで以上です!!


元々僕は自分の価値観をアップデートするためにこのキャンプに参加しましたが、フィリピンチームと一緒に練習したり、日本人参加者との繋がりができたり、フィリピンの環境を見て回ったことで自分の現在地を知ることができたりと、100点満点中200点の大満足の旅ができました!!


この記事を読んで少しでも興味が沸いたら、絶対に行くことをおすすめします!!


かけがえのない経験ができること間違いなしです!!!


また別の記事で小柳少年が日本とフィリピンの違いについて感じたことを記事にしてくれているので、ぜひそちらもご覧ください!!


それではみなさんお元気で!!


(Writer:Kojima)

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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