棒高跳の旅 in リノ・棒高跳サミット by 中山


こんにちは、どうも中山です!

今回のボウタカの旅では、”2023 National Pole vault summit in Reno・ USA” に行ってきました!


前回のWorld Athletics in Oregonに引き続き、今回も私のボウタカ魂が大爆発!

(テンションだけ理解してください)


中山のボウタカサミット参戦は今回が初めて!

この旅で、見て聞いて肌で感じた「思い出ベスト3」を記事にまとめました。


必ず旅の全容をチェックしてから、読んでくださいね!

旅の全容の動画と記事はこちら!




それでは、今回のボウタカの旅・3選にLet’s Go!


1. 2000人のボウルターが集結!

初めて、Pole vault summit に行きましたが、開会式に入るとビックリ!



アーティストのライブ会場ぐらい人数が会場に集まっていて、アメリカのスケールの大きさを感じました。笑



また、この規模でありながら講義および実技講習のセッションでは、宿泊したホテルの会議室や講義室で行われ、参加者のほとんどが同じホテル。


つまりサミットの期間は“常に同じ空間を共有”していました。


ですので、エレベーターや1階のロビーではクリストファーニルセンヤ、ティモシーマック、バトラーなどの棒高跳会の著名人によく会うことができました。

(私はThe pole vaultの本に、サインをいただきました(^-^))


私は、この“同じ空間”という点が、驚きと嬉しい気持ちになりました。


サミットに参加するまでは、私の頭の中ではエリート選手やコーチは試合会場で会うか、講義のセッションの中でしか会えない遠い存在と思っていました。

チャンスがあれば、話しかけるぞ!というぐらいの気持ちです。


ですが、サミットの期間に同じ空間を共有していることで、私たちは多くの参加者と交流することができました。


印象深いのは、アメリカのCarson Waters選手とフランスのAlioune Sene選手とMathieu Collet選手との交流です(彼らはエリート登録の選手)。



始まりはCarson選手が、日本の音楽やアニメが好きで私たちに話しかけてくれました。

その後、意気投合した後にロビーを歩いているとフランスの選手とも合流し、簡単な自己紹介をして会話が始まりました。


最初は、飛行機の移動時間や知っている国の選手の話、食事やアニメの話、棒高跳の話など、何気ない会話をしました。それが、まあ楽しい。。。



写真のように立ち話から、ジュースを片手にソファに移動して、わきあいあいと話しました。


遠い存在のように思っていた他国の選手と気軽に友達と話しているように近くに感じました。


ちなみにフランスでは、醤油に砂糖を入れるそうです笑。


このように、サミットの会場で“あらゆるボウルターと同じ空間を共有”することで、多くの交流ができることが醍醐味のひとつです!


周りでも、色んなコーチやアスリートが交流しており、笑顔の溢れる空間が広がっていました!


2. 棒高跳に関わる全ての人が楽しめるセッションが盛りだくさん!

サミットでは参加するときに、アスリート、コーチ、観客(親)というようにカテゴリー別に申し込むことができます。


写真は、1日目のスケジュールです。



学生アスリートは、ホテルの会議室で基本的なドリルのレクチャーを受けて、試合会場でのコーチからのレッスンを受けることができます。


私は、コーチで登録したので大学教員による棒高跳の運動学の講義やコーチの実践的なコーチングの講義を受けました。



特に意外と感じたことは、競技会や合宿のような会において、学術的な講演や各カテゴリーに分けられたセッションがあることでした。


私のイメージでは、何かしらの競技の合宿では選手もコーチも同じ場所で同じものを受けるイメージがありますが、参加者の目的に応じたセッションが設けられていて楽しいものでした。


私は大学院に所属していますので、学会と同じような印象を受けました。

特に研究者とコーチが討論できる場があることは、非常に嬉しかったです。


また、セッション終了後のフリータイムでも気軽に関わることもできました。


たまたま、会場で運動学の講義を担当した教授と話すことができ、教授の研究や棒高跳との関わりなど、研究人生を聞くことができました。



彼の人生は、クレイジーでした笑


このように、サミットの期間があっという間に過ぎてしまうセッションが盛りだくさんでした!


3. 幸せな空間

最後に印象的だったのは、誰もが幸せそうな笑顔で過ごしていたことです。


全13ピットで棒高跳が行われた会場では、小さい子供からおじいちゃんまで棒高跳を楽しみ!観客やコーチは盛り上がり!周りでは、様々な人が交流を深めていました。


棒高跳という共通点が人々の輪を作り、国を超えて集まり、このリノの街が幸せな空気が満ち溢れました。


最後に

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

棒高跳が大好きなみなさんに雰囲気が伝わったら私は大満足です。笑


少しでもサミットに行ってみたくなった方は、毎年開催されますので、来年チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


私が昔、友人に言われた好きな言葉があります。

「やらないで後悔するよりもやって、後悔!」


人生はあっというまですよ!笑

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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