【出張ボウタカチャンネル】ビートランニングクラブ実技講習会@八王子市・東京
2019年12月21日(土)上柚木公園陸上競技場(八王子市)で開催された「第3回ビートランニングクラブイベント実技講習会」にて、Boutaka Channelから私、米原が棒高跳の講師を担当致しました!
当日は中学生から社会人の方まで、東京都を中心に50名以上のボウルターに講習会にご参加頂きました。東京はここ数年でどんどん棒高跳の競技人口が増えています!すごい!!
講習会中、慣れない練習内容に意欲的にチャレンジしている姿を見て、とても嬉しかったです。
やはり大事なことは、世代を問わず、新たなことを吸収し続けようとする姿勢だと改めて感じました。
ありがとうございました!
さて、今回の講習会のテーマは「棒高跳王国アメリカの最前線の練習法を伝授」ということで、僕が2018-2019シーズン、アメリカ・ヒューストンにて師匠であるコーチバトラーやその他アメリカを拠点に活躍するトップ選手たちと意見を交換する中で学んだ内容を題材に講習会を行いました。
当日の実施プログラムの概要を少しご紹介しますね。
(気になる方は、僕を呼んでください!直接お教えします!)
【キーワード】
キーワードは以下の5つです。
「DROP」・「HOLLOW」・「ELASTIC(STRETCH)」・「REALIGN」、
そして「POLE SPEED」!
それぞれ、棒高跳でもっと高く跳ぶために欠かすことのできない動きです。
【練習内容まとめ】
① 突込みドリル
・3歩のリズムで、突込みの動きを反復して練習します。
・HOLLOWをするための突込みのリズムがあります。
・このリズムを逃すと、良い空中動作はできません。このタイミングに注目した練習です。
・「いちぃ~、にぃ~、さん~」のゆっくり、そして抑揚のある動きがポイントです。
a. 順手
b. 4人同時に
2つのパターンで行いました。
② 3段階での突込み練習
a. 1歩跳び
b. マットぶつかる
c. マット渡り
3段階で、少しづつ跳躍に動きを近づけていきます。
・HOLLOWからELASTIC、そしてREALIGNの動きの繋がりに触れます。
・いい動きをするとポールスピードがどのように変化するか、知ることが出来ます。
③ 短助走での跳躍練習
今回は4~8歩程度でポールを曲げずに跳躍を行いました。
・POLE SPEEDがある跳躍を続けます。
・HOLLOWからELASTIC、そしてREALIGNの動きが繋がると、体が急に空中に上がります。
・日頃の動きから離れるために、グリップはいつもより低くします。
以上の内容を約2時間半で行いました。
本来ならば、今回紹介した内容は1か月以上かけてゆっくり選手に伝えていく内容です。
参加者の皆さんもこれから1~2か月後に、変化に気づくのではないかと思います。
一方で、とても駆け足なプログラムでしたが、見違えるような動きになる選手も見られました。
そして、多くの選手が、自身の動きの変化に気づき、またより高く跳ぶための新たな可能性を発見できたようでした。
また皆さんに会えるのを楽しみにしています!
ちなみに今回はクリスマス前ということで、サンタクロース装で講師をしました!
次は、何を着ようかな・・・
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