「一本グランプリ」!? 広島県の棒高跳合宿を覗いてみよう!!

みなさん、こんにちは!

Boutaka Channelの水成です。

2024年8月10日(土)〜12日(月)に香川県にある屋島レクザムフィールドで行われた「広島県棒高跳合宿」に行ってきました!


今年の広島県棒高跳合宿は、中学生から社会人まで、総勢約40名のボウルターが参加しました。

年々合宿の参加者が増えているように感じます。(今年が過去最多の参加者です)

参加者の中には「この合宿から棒高跳生活がスタートします!」という中学生もいました!


広島県棒高跳合宿でどのようなことが行われて、どのような3日間になったのかを余すことなくお届けします!

それでは、ご覧ください🙌




広島県は非常に大きく、各ポイントで選手をお迎えします!

バスの中は、ポールケースがたくさん。

合宿がスタートするあの雰囲気は、毎年この合宿でしか味わえません!

現地に到着するまでは、レクをして楽しみました!


現地に到着!

屋島レクザムフィールドに3日間お世話になります。


◯「強くなるための棒高跳」を菅コーチが力説!

競技場について、まず行われたのが講義。

現在、筑波大学大学院2年の菅颯一郎コーチから「強くなるための棒高跳」という内容でスタートしました!

菅コーチが考える「強くなるための要素」は3つ。

①スピード ②パワー ③技術

この3つの要素を踏まえて、「長くて硬いポールを使いこなすこと」がより高く跳ぶポイントだと選手に伝えていました。

真剣にメモをとりながら話を聞く参加者の熱意が感じられます!

◯各パート別での練習

ウォーミングアップは、全員で行いました!

ペアになって、ポールを使った運動をしたり、全員で運動を行ったりしました。

さまざまな選手がここで交流を始め、話すきっかけになっています。

今回の合宿ではグループを4つに分け、3日間を通して棒高跳に必要な要素を取り組みました。

「踏切」「助走」「跳躍練習」の3部門に分け、それぞれの場面で意識することを確認しながら行いました。

・踏切:スムーズにポールを下ろし、より高く踏み切るドリル

・助走:“ポールを持って”走るスピードを活かすための動きや実践

・跳躍練習:上記2つを跳躍に落とし込んで、感覚を掴む


それぞれの場面で課題に向き合い、自分の感覚に落とし込めるように指導者と連携をとる選手が多く見られました。

また、上記の内容だけではなく、基本的な動きづくりから振り返るきっかけになるのも、この合宿の醍醐味です。


「どうしてうまく跳躍ができなかったんだろう?」

「どうやったら力強いパワフルな跳躍ができるだろうか?」

自分の課題に向き合うことも大切だと、気付かされました。


そして、棒高跳初心者組は「砂場」を利用しての練習から!

やることなすこと全てが初めて!

「ポールを使って浮く感覚が楽しい」と感じる選手が多かったように思います。


始めて間もない選手に「棒高跳が面白い」と思ってくれる選手が1人でも多くいることを願っています!


ポールに自分の身を預ける感覚は新しく、最初は苦戦していましたが、3日間を通してボックスに向かって跳躍ができるようになっています!


吸収がとても早く、驚きました!!!


◯合宿の夕食

今年の夕食は一味違う!!

指導者として参加してくださった綾コーチが、夕食の手配をしてくれました!


いつもはない「肉」が弁当に入っていました!!


選手・指導者共に、とても美味しくいただきました☺️

◯朝練習

毎朝6時から「朝練習」が始まります。

眠い目をこすりながら、1日がスタートします!

約20分のウォーキング。

寝ている身体を起こす、また、その日の体調を確認するために行います。


この朝練習をきっかけに、選手どうしが仲良くなることもしばしば。

「今日も1日頑張ろう!」


互いに切磋琢磨できる良い関係を築けているのかもしれません。

【棒高跳の想いを1枚の紙に綴る】

先日、ボウタカチャンネルラジオで紹介した広島県棒高跳合宿恒例「一本グランプリ」


今年は“作文様式”で開催されました!


気になる方は、ボウタカチャンネルラジオをご覧ください!



「一本グランプリ」とは、自分の思っていることや考えていることを話す企画です。


今回のテーマは「自由設定」

棒高跳に関するものであれば、なんでも語って良いという最高のテーマ!!


言葉にするのは難しくても、自分の想いを書き綴ることは得意という人も多いのではないでしょうか?!


いつもは物静かな印象の子が、とてつもない熱量で想いを語っており、それを読んだ指導者の目頭が熱くなる場面もチラホラ…!


「こんな想いを持って棒高跳をしているのか?!」

と感動することが多かったと先生方が伝えてくれました。


指導者の厳選なる選考で選ばれた選手が、最終日の閉講式の際に、皆の前で熱い想いを語ってくれました!


2024年度のグランプリは、尾道商業高校2年の男子選手!

昨年まで指導をしてくれていた先生への恩返しと強くなるんだという想いを熱弁しました。


優勝した選手には、素敵な景品が授与されました!


みなさん、いかがだったでしょうか!


広島県棒高跳合宿で行われたことを書き留めました。

1人でも多くの選手の「もっと高く跳びたい」という想いに答えられるように取り組みたいと感じました!


広島県の棒高跳について、より知りたいと思った方は、ボウタカチャンネルラジオやその他記事などをチェックしてみてください!


次回の記事も、お楽しみに!!!


(Writer:Mizunari)


Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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