モンド選手も必ず行う!跳ぶ前にボックスの確認をしよう!

みなさん、こんにちは!

Boutaka Channelの水成です。


試合で結果を残すために、日々練習に取り組まれていると思います!


「日常でケガをする」こともそうですが、「練習でケガをする」ことがあってはなりません。

そのため、より安全に練習を進めたいと思う人は多いはずです!


そこでみなさんは、自身の身体だけではなく、器具の安全を確認しているでしょうか?

いつも使用している器具に支障がなければ、怪我のリスクも減るはずです。


本日は、安全に練習を進めていくために、「ボックスの確認」をしていきましょう!

ちなみに世界記録保持者のモンド選手は、試合前に必ずボックスの確認を行なっています。

初心者のうちから、安全に跳ぶための環境づくりのための癖をつけるようにしましょう!


確認すること

ボックスの安全を確認する上で、見るポイントは3つあります。

  1. ボックスが問題なくはまっているかどうか
  2. ボックスの中や周りにゴミや落ち葉、不要なものがないかどうか
  3. きちんと固定されているかどうか(でっぱりがないかどうか)


1. ボックスが問題なくはまっているかどうか

はじめに、確認することは「ボックスが問題なくはまっているかどうか」です。

練習場所や競技場によって異なりますが、ボックスを準備するときには、蓋を開けて、その中にボックスをはめ込むようになっている場合があります。


ボックスを設置するときに、うまくボックスがそこに入れば問題はありません。

競技場には、複数個ボックスがあるところがほとんどですので、その穴に合ったボックスを使用するようにしましょう!


この記事を見て、いつも練習している学校のボックスが気になった方は、きちんとはまっているかどうかを確認してみましょう!


2. ボックスの中や周りにゴミや落ち葉、不要なものがないかどうか

次に「ボックスの中や周りに何もないこと」を確認しましょう!


落ち葉やゴミが入ったままで練習すると、プラグが滑り、自分自身ではポール操作ができなくなるという危険な事故が起きる要因となります。


また、雨の日の翌日には、ボックスの中に水が入っていることがあります。

ボックスの中の水たまりは、バケツやスポンジで取るか、ボックスの排水溝を掃除すると水が抜ける仕組みになっています。


ぜひ試してみてください!


また、ボックス周りにもレンガなどの危険物がないか確認をしてください!

ボックスとマットの間に落ちてしまうこともあるかもしれません。。。


3. きちんと固定されているかどうか

最後に、「きちんと固定されているかどうか」の確認です。


ボックスは、ボルトを使って固定することができます。

固定されていれば、どんな衝撃があっても動くことがないので、安心して跳ぶことができると思います。

よく起きる&最も注意が必要なのが、「走路地側のヘリが上がっていること」です。

このでっぱりにより、突っ込みの際に早くポールを下ろした場合、プラグが引っかかり、大怪我につながります。


しっかりとボックスがはまっているか確認し、改めてボルトを締め直すようにしてください。

それでも改善されない場合は、テーピングなどを貼って引っ掛かりがなくなるように対応しましょう。

また、アメリカには、写真の様に、ボックスへの落下等から選手を守ることを目的に、ボックスカバーを使用していたりもします。

安全に跳躍をすためには「ボックス」に注意することは、世界共通で重要です。


みなさん、いかがだったでしょうか!

安心・安全に練習を重ねるためには、自分自身の体調はもちろんのこと、使用する器具の管理が必要になります。


この記事を読んで、器具の管理を確認するきっかけになればと思います。

安全に自己記録を伸ばしていきましょう!!!


(Writer:Mizunari)

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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