棒高跳の旅 in リノ・棒高跳サミット2024 by 酒井

どうも!

いつもボウタカラジオ中、フルネームで名前を呼ばれている"サカイリナ"です!


2024年1月10日から14日にアメリカのネバダ州リノでPole Vault Summit(棒高跳サミット)が開催されました。


NPO法人ボウタカから、私とヨネさんの二人が参加しました。


このサミットは約3,000人の棒高跳選手がアメリカ各地から集結し、試合や交流を行うイベントです。


また、下は小学生以下、上はオリンピックメダリストが参加する、棒高跳界、いや、陸上界にとっても一大イベントと言っても過言ではないビックイベントです。


その4日間の模様を今回は存分にお伝えしていきます!

YouTubeではVlogも公開していますので、こっちもぜひ見てみてください!


Day.1

LA到着!!


空港内のお土産売り場の一角にドジャースグッズが。

そこで販売している背番号付きTシャツは「OHTANI 17」のみ!!

さすが世界のOHTANIさん...


それにしてもLAはあったかかったなぁ。


3時間待った後、リノへ向けて出発。


とっても分厚い雲の中を切り分けて飛行機は走行。


機内は揺れる揺れる。着陸寸前まで機体が斜めになっていたため、めちゃめちゃ怖かったー。そして初の飛行機酔い。過酷すぎ...。


ついにアメリカのネバダ州にあるリノに到着!


飛行機から降りた瞬間、目の前にはカジノ台があちらこちらに並んでおり異様な光景でテンションMAX。


なんだこの街は!?


Nuggetホテルのシャトルバスに乗ろうとした時、雪がハラハラと。

さっき私たちが乗っていた機体を煽りまくった雪雲がついに来たみたい。


無事、ホテルに到着。

なんとホテルの中には、これぞ東京ドーム換算できるんじゃねーかと言えるほど広いカジノ施設が!


20歳の私は泣く泣くその場を後にしました。

※アメリカはお酒もカジノも21歳からです。


そうこうしているうちにチームJAPANと合流!と思いきや、「超」がつくほどの吹雪により、日体大組、筑波組が、大雪により飛行機が着陸できないというハプニングが発生!?


やはりあの雪雲はすごかった。

つい3時間前までは地面が見えていたのに、もう10cmほどの雪があたり一面に広がっている!?

<夜>

<3時間前> 


全く別のところに来たみたいでした。


さらに、アメリカの選手も雪の影響でリノに辿り着けないとのこと。

もしかしたらサミット中止!?かも...。


日体大組は別空港へ着陸し、現地時間23時にリノ空港に到着。

筑波組はLAから出られず。


ヨネさんは後輩である筑波組からのhelp callにニヤニヤ。

筑波の3人の戦士は、無事リノに辿り着くことができるのか...??


早い時間のフライトだった私とヨネさんチームは無事、ハプニングに巻き込まれることなく予定通り順調でした。

今回のアメリカ旅で起こる一つ目のラッキー(ラッキー①)。


Day.2

午前中はUberで地元のスーパーへ。

ちなみに車はトヨタのプリウスでした。残念...

せっかくならアメ車に乗りたかったぜ笑


水と食料、そしてコーチバトラーの本を日本へ持って帰るためのカートを探しに行ってきました。



みなさん、このカートって英語でなんというかご存知ですか??

アメリカではこのカートを使う人がいないのか、全く伝わりませんでした。涙


ホテルへ戻り、なんと、ようやく筑波組と合流できました!!(拍手)

修行を終えた3人の戦士は完全に疲れ切った顔をしていました笑

(私はフッカフカの布団で時差ボケもなくぐっすり寝られました笑)


ホテルで受付をした後、少し身体を動かし、いざ会場へ♪


ホテルから車で10分。無事、到着!!


一つの会場にな、な、なんと13ピットも!?


「えぐっ」しか言葉が出てきませんでした。


普段はロデオやアイスホッケーの会場として使われているそうです。

なので地面は砂でその上にゴム製のカバーを敷いており、スパイクでも歩けるようになっていました。

また、サイドのゲートの奥には牛が待機する広い場所があり、初めてみた時は興奮しました。

これがアメリカか。(Part 1)


夜は、カリフォルニアのチーム Ultimate Pole Vault Clubの食事会にお邪魔しました。


大人数のアメリカ人に囲まれたことがなかったため、最初は戸惑いつつもとりあえず「Hi!」と「I’m from Japan」だけを頼りにコミュニケーションをとりに行きました。


全く英語を話せない私に必死でジェスチャーや簡単な単語を用いてコミュニケーションを取ろうとしてくれるカリフォルニアチームの人たちの姿に感動しました。


「なんて優しくって、なんて温かい人たちなんだ」と。

それと同時に「うわぁ〜、英語勉強せな。」と。


夜の8時半。日本の食事会はこの時間から盛り上がってくると思います。

しかし、この時間になると食事をしているお店には10人ほどしか残っていませんでした。

お腹いっぱい食べて、一通り話終えたら「See you!」と帰っていってしまったのです。

これがアメリカか。(Part 2)


自分優先主義、悪くはない!

むしろ私は結構好き。


−8℃の地面が凍る道をガタガタと震えながらホテルへ戻りました。


明日から、いよいよサミットです!!


Day.3

◆ 8:30 開会式

棒高跳選手兼ラッパーのスリンク選手の歌唱から始まり、過去に棒高跳をしたことがある著名人の話で終わるとっても濃い1時間でした。

(ちなみに今年はどっかの会社のCEO?で去年は宇宙飛行士だったそうです。)


開会式の途中には、モンド・デュプランティスからのサプライズ動画がスクリーンに映し出され、会場は大盛り上がり!

昨年はモンドからのコメントはなかったようです。(ラッキー②)


開会式後はそれぞれの部門に分かれてセッションを行いました。


私たちは、マジックショーをしていそうな会場に集まり、「大学生がスポンサーから直接お金をもらうことについて」(たぶん?)の講演を聞いていました。


もちろん最初から最後まで英語だったためさっぱりわかりませんでした。

もはやリスニングテストのトレーニングでした。


◆ 12:00 昼食

初メキシカンへ!


果たしてこれは、タコスなのか?サラダなのか?

よくわからず、隣のテーブルのアメリカ人が食べていたものを指差し「This one」で注文しました。



でも、これがとってもおいしかった!

中には米と大豆とレタスと玉ねぎとトマトソースと牛肉が入っていました。

これを食べて一気にメキシコ料理の虜に。


しかーし!なかなか注文をとりにきてくれない。

それに加え、料理がなかなか出てこず、結局、席に座ってから1時間以上待ちました。


アメリカは日本でいう「すいませーん」と店員を呼ぶ文化がなく、席に注文を取りにきてくれた時に頼むスタイルでした。


また、料理の注文を聞く人、ドリンクの注文を聞く人といったように完全に分業されていました。

なので、一度聞きに来てくれたチャンスを逃すとなかなか来てくれないのです。

トホホ...。

当然、次のセッションには間に合わず...。

でも、おかげでspiritの社長とパシャリでき、満足満足!


◆ 15:00 会場へ移動


◆ 19:00 エリート選手試合開始

クリス・ニルセン、サム・ケンドリクス、ティボ・コレット、サンディ・モリス、ケイティetc...

豪華すぎる。なんてこった!!!!(ラッキー③)


大迫力の跳躍を有り得ない近さで見ることができ感無量。


モリスの4m82とニルセンの5m90を一番いい席で見て言葉を失いました。


◆ 21:30 サイン会 & 写真会

五輪メダリストやオリンピアンとの貴重な交流の場。

あの夢の時間は一体なんなんだ!?


しかも、エリート選手が皆フレンドリーにコミュニケーションをとってくれました。


まさに、「神」。

これがアメリカか。(Part 3)


また、写真撮影の時感じたのですが、体格が違いすぎるが故に到底同じ人間とは思えなかったです。


写真を撮るとき後ろに手を回した時、岩に手を回しているようにゴツゴツしているし、デカすぎて、腰のところまで手が届かなかったです。笑


ちなみに私の推し選手は、オースティン選手です!


スーパーマリオに登場するキノコのシールを自ら自分の頭に貼りつけ、私に「見て見て」と見せてきたのです。


本当にお茶目で気さくな人でした。

試合中のパフォーマンスも最高で、会場の声援を全て自分のものにするくらい盛り上げ上手な選手でした。


オースティンの人柄が大好きで大好きでたまらない!!


そしてそして、何といってもこれ!


どういう状況かわかりますか??


交流会が一段落して、会場を去る人も増え、エリート選手が帰る準備を始めだした頃、私はどうしても自分へのお土産が欲しいという衝動に駆られ、なんと、ニルセンに

「日本から来ました!何でもいいからあなたのアイテムが欲しい!」

とカタコト英語で頼みに行っちゃいました。笑


ちゃっかりした性格が功を奏し、試合で使っていたポールのプラグを頂くことに成功!

しかもサイン入り。わーーーーぃ!!(ラッキー④)


ちなみにニルセンが私へわたすアイテムを探してくれていた時に、ニルセンの鞄の中がちらっと見えたのですが、めちゃくちゃ荷物が少なかったです。


鞄の中、スッカスカでした笑


水筒、タオル、グリップテープ1個。そこにスパイクを入れたとしてもスカスカだと思います。心配性の私には理解できない少なさ...。


充実した3日目の夜は、チームJAPANで夜中の12時から高カロリーハンバーガーを食べましたとさ。



ヨネさん含め、明日試合がある選手が多かったですが、「これは実験や!」と言いながらみんな美味しそうに食べていました。

(どうやら、「試合前日にハンバーガーを食べたると当日のコンディションはどうなるのか」という実験をしていたようでした。)


Day.4

サミット最終日!

お昼から会場入りして、高校生の試合を観戦。


なんと、あのデュプランティスに顔も跳躍スタイルもそっくりな男子高校生を発見!?


これは想像ですが、おそらく相当デュプランティスの動画を見まくっているんだなと。

勝手に彼を”デュプ”と名付けさせていただきました。


ヨネさん曰く、女子は体操もしくはチア上がりの人たちが多いようで、空中動作が上手すぎました。

正直なところ、「あの助走スピードでなんであんなにも跳んじゃうの!?」って感じでした笑


そして、ついに我らのヨネさんの試合が開始!!


ヨネさんのコーチは、アメリカの"本家"ベルドームでコーチをしており、かつ私の推し選手であるオースティンのコーチをしているサム・ベルと前橋育英高校の柳川美空 選手でした。


メンツおもろっ。笑


最初の高さは2m90。よゆーでクリア!!

徐々に高さが上がり、3m40をクリア。


その後、突然、姿がなくなったためてっきり「救護室へ行ってしまったのでは!?」と。


しかし、違ったようでした。

さっきまで使っていたポールとは違うポールを探しに行っていたとのことで、ちゃんとピットに戻ってきました。


サミットでは、ポールの貸し出しがあり、1人1本ずつ借りることができます。

しかも、超ハイスペックで、ポールにチップが埋め込まれたシールが貼ってあり、それを借りたい人が携帯のアプリでスキャンすると、すぐに借りられるという仕組みを使用していました。


ちなみにその仕組みを考えたジェイクさんは、ヨネさんが昨年訪問したRISE Pole Vaultのオーナー。

要するに、元棒高跳選手です。

これがアメリカか(Part 4)。


そして高さは3m80。


クリア!!!!


私たちは大盛り上がり!

そして競技が終了。


隣にいた柳川選手がボソッと

「ヨネさん意外とうまいね!」だとさ。笑


そして最後にチームJAPANで記念写真!


ちなみに、最終日の夜、選手はみんなでカジノに集合らしい。

20歳以下の私たちは参加できず素通り...。

残念です。


カジノの中を歩いた時にケイティがみんなに紛れてカジノをしている姿を見てめちゃめちゃびっくりしました。

「エリート選手と一緒にカジノできるの!?最高やん!」と。


あと1歳という数字がこんなにも悔しく思えることは今後もうないことでしょう。


笑いあり、ハプニングあり、驚きあり、感動あり、とさまざまに心を踊らされた4日間でした。


Pole Vault Summitの旅、これにて終了!!あざしたっ!!


See you again!!

Next in Japan...

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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