棒高跳に関わる気になることをなんでも答える回|読むボウタカチャンネルラジオ
みなさんこんにちは!BoutakaChannelの水成です。
8月は2回目の「読むRadio」となります。
今回のラジオは、「棒高跳に関わる気になることをなんでも答える回」と題しまして、Instagramの方で質問箱を設置して内容を募りました。
その中から、質問を厳選してBoutakaChannelメンバーでトークを繰り広げました!
第18回のラジオメンバーは、よねさん、千ちゃん、村山さん、酒井さん、川辺君の5名です。それでは早速、ラジオで何が語られたのかを覗いてみましょう!
質問を約50個いただき、すべて触れてしまうと時間に収まりきらないので、2つに絞ってお話しさせていただきたいと思います。
1. スパイクの各メーカーの印象や使い心地・感想について
① よねさん
・中学生:アシックス
・高校生:ミズノ
・大学生:アシックス→アディダス(LJ)
「本気ならアシックス」と言われていた中学生のころは、アップシューズなどすべてをアシックスでそろえていたそうです。
大学院生時代にアメリカで過ごした際、所属大学のメーカーがアディダスだったため、アディダスを履くようになったそうです。
アメリカでは、大学ごとにメーカーが決まっており、ユニフォームだけでなく靴も決まったメーカーを使用しなければならなかったそうです。
その際に、どうしても別メーカーの靴を履いて試合に出る場合は、スパイクに白いスプレーで色を隠し、その上から大学専属メーカーのロゴを入れるという工夫を施していたそうです。
アメリカの大学に行かなければ知れない情報ですね!
よねさんは、「走りやすいスパイク」であればという思いがある中で、どのスパイクも問題なく使いこなせたようです。人生で使わないであろうと思っていたアディダスも意外と走りやすく、よい印象を持たれているようでした。
② 川辺君
ミズノ→アディダス
現役高校生に川辺君は、現在アディダスの「アディゼロLJ」を使用しています。
理由は2つあり、1つ目の理由として「かっこいい」からだそうです。
2つ目の理由が衝撃的でした。
なんと、このアディダスのスパイクは、アップシューズの「アディゼロ」と反発素材が同じだそうです。
川辺君はアップの時から、跳躍するときの足の感覚を一緒にしたいという思いもあり、アディダスに変更したという意図もあるそうです。
変更して感じた点は、ミズノのスパイクは踏み切りやすい一方で、がっちり固めている感が強く、足を痛めてしまったそうです。
アディダスは、重そうに見えてもその重さをあまり感じず、踵がしっかりとサポートされているので良かったと感じています。
③ 酒井さん
ミズノ(AJ)
ミズノにしようと思った理由は、周りにミズノを使っている人が多かったからだそうです。
困ったときには、周りの友達ですよね!
冒険心やこだわりがないため、スパイクもランニングシューズも変えていないそうです。
④ 千ちゃん
ナイキの「ズームLJエリート」
AIRという空気が入るスパイクです。
最初に使用したときは「浮いている」感覚があったようですが、慣れてくると前方向に進み、走りやすくなったそうです。
2年ほど使用をしているみたいですが、パンクはしてないようです。
スパイクの決め手は「色」だそうです。
テンションを上げるためには、見た目重視になる気持ちは非常にわかります!
ナイキのスパイクを入手したい方は、「ナイキ公式サイトからの抽選販売」「海外サイトから個人輸入(セカイモン)」「アスリートピット」の3つの方法があるみたいです。
個人輸入の場合は、販売価格が抑えられ、送料がかかったとしても通常よりも安価で手に入れられる可能性もあります。
ラジオを聴いていると幅広い商品をそろえている印象がありました。
⑤ 村山さん
走高跳:アシックス
走幅跳・棒高跳:ミズノ
十種競技を専門にしていた村山さんは、各メーカーのオリジナリティーがあったため、走高跳はアシックス、走幅跳・棒高跳はミズノを履いていました。
約10年前、アディダスやナイキが流通していないこともあり、アシックスかミズノの2メーカーで十種類集めていたそうです。
村山さんとよねさんが現役時代、ナイキのピンが折れることがよくあったそうで、ナイキピンをアシックスやミズノのピンに変えていたそうです。
昔のスパイクを購入して使用するときには注意が必要です。
様々なスパイクを使用される方は、検討してみてください!
現在では、跳躍スパイクではないもので競技する人も多くいます。
選択肢も多いため「デザインのカッコよさ」で決めても良いかと思われます!
2. 空中動作について
「踏み切ってからどれくらい間をあけたらいいですか」
「スイングを速くする方法を教えてください」
といった質問が多くありましたが、その疑問を解決するためにはまず、Boutaka ChannelのYouTube より「10分講座」をご参照ください!
すべての質問に対して言えることは、踏切からバークリアまでの一連の流れは、ポールと競技者が連動することで成り立つため「ポールスピード」が非常に大事です。
多くの場合、自分が何かすればどうにかなるという環境にいる人が多く、その方々は動きがマイナスになっている可能性が高いです。
ポールスピードが高くなっているときに上手くできない場合は、スイングのタイミングが遅いか、そもそもスイングができないため、鉄棒などを駆使してその動きができるかチェックが必要です。
空中動作を身に付けるためには「ポールスピード高い状態で練習し続けること」が重要です。
ポールが速く立つための技術の習得が必要です。
練習の中では、「ポールのベスト」を超えるよりむしろ「心地よく立つポールのベスト」を超えることが重要で、それに合わせて、握りの高さを変えたりポールを変更したりすることが何かきっかけが生まれるかなと思います。
「ポールの選択肢」がより質の良い棒高跳の練習になると思います!
バリエーションが豊かになれば、様々な技術習得が得られるかと感じています。
より多くのポールを使いたいと思っている方は「みんなのポール」を活用することも良い手かもしれません。ぜひ、利用してみてください。
みなさんいかがだったでしょうか。
技術的な話になってしまうと専門的な話になってしまうのでわかりにくい部分があったかもしれません。
その際には、YouTubeの10分講座やボウタカゼミを活用して、1㎝でも高く跳べるようにしてみても面白いと思います。
これからも棒高跳の魅力を少しでも多くの人に広げていけたら嬉しいです!
次回のボウタカラジオもお楽しみに!
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