雪が降っても跳躍練習はできる!? | みんなで繋がるボウタカリレー


初めまして、東海大学4年の朱田です。

今回は、冬の期間、外が使えない北海道での練習を紹介しようと思います!


会場は現役で使われている中学校の体育館をお借りしています。


そのため、傷つけたりしないよう選手一同で細心の注意をしながら使用しています。

また、主に土日の休みに練習を行い、マットも置きっぱなしにせず中学校の体育倉庫をお借りして毎回しまっています。




棒高跳に使用する器具の設置



走路は学校の教室で一般的に使われているような教壇を何個も並べて設置しています。

その下には床が傷つかないようにカーペットを敷いています。



ボックスは走路の高さに合うように先生がDIYして作ってくださった木箱に入れます。

そして最後に、走路がずれないように前後を紐でがっちりと締めて走路は完成です。


マットは夏の間市営の競技場で使用していたものをトラックで搬入して、綺麗に拭き掃除をしてから室内で使用しています。


助走の長さを一番長く取るために、体育館の角に斜めに設置して、空いたスペースに小さいスポンジマットを詰めることで、落ちても大丈夫な様に工夫しています。


準備や片付けには合わせて1時間ほどかかります。

地域の方がスポーツをする時にも体育館は使われるため、使用できる時間をオーバーしないように選手自身が考えながら練習を行なっています。



練習環境について



助走路が約25mあるため、多くの選手が中助走までの跳躍練習ができます。

スパイクを使用することはできないので固いポールは使わずに突っ込み動作や空中動作の練習をする選手が多く見られます。


跳躍練習では主にゴムバーでの跳躍をしていますが、シーズンが近くなると本番同様のバーを設置して練習したりしています。



跳躍練習以外では先生方考案のオリジナルの筋トレを行っています。

空中動作やスイングなど練習したい部分を分解して集中的に練習できるため、とてもありがたいです!



体育館の空いているスペースでポールワークなどもしています。

練習中の雰囲気は小学生から70代までの幅広い年齢層の方が練習に参加しているので、年齢関係なく互いにアドバイスし合うなど楽しく練習しています!




北海道では何ヶ所か同じように室内で跳躍練習できる環境がありますが、場所が限られているため、会場には多くの選手や指導者の方が集まります。


そのため、大事な繋がりがたくさんでき、色んな先生からいつもと違う指導を受けられたりと刺激がたくさんある場所になっています!


冬の期間でも様々な方の尽力で跳躍できるような環境があります。

ぜひ冬場の跳躍練習にお困りの方は参考にしてみてください。


(writer:朱田)

Boutaka Channel

「Boutaka Channel」は、全てのボウルター(棒高跳競技者)の『もっと高く跳びたい!』を叶えるために活動します! 運営:NPO法人ボウタカ

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